一時期、低迷していたスキーやスノボですが、最近復活の兆しが見えています。原因は、スキー世代が親になり、子ども連れでスキーに行きはじめていること、また、スキー場やホテルなどの施設サービスが充実してきたことが影響しています。ツアーのコマーシャルや宣伝も多くみかけるようになりました。首都圏から行くには距離がありましたが、最近では、バスや新幹線などの日帰りツアーも増えています。
また、重い道具を持たず、レンタルで楽しむことも可能です。これもファンが増えている一因かも知れません。宿泊ツアーの場合も、安価なパック料金に、新幹線やバス等の交通費、ホテル代、食事代、道具のレンタル代、あるいはスクール代がセットになったものもあり、初心者にも至れり尽くせりなサービスが満載です。若者だけでなく、子ども連れのファミリー層、高齢者層など、どの世代にも満足してもらえるようなサービスを心がけているようです。
また、スキーやスノボ以外の楽しみ方もあります。例えば、温泉や食事、プール、エステなど、各施設が創意工夫を凝らし、複数の目的を持って来場してもらうことが、功を奏しています。これらの他に、外国人へのサービスも力を入れるようになりました。例えば、英語や中国語、韓国語といった会話能力の向上などが挙げられます。
日本を訪問する外国人が増える中、強化しなければならないサービスであると言えます。このように、生き残りをかけたサービスを展開しており、今後ますます過熱していくことが予想されます。